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中国文学映画関連 備忘録

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『我们生活在巨大的差距里』収録エッセイ3

伊恩・麦克尤恩后遗症
イアン・マキューアンが様々な文学から影響を受けながら自分の文学を育んだ、という考察。良い文学は自分を問い返させる、という考えなどが綴られています。
両位学者的肖像
弟子のマルムクイスト(马悦然)によってまとめられたスウェーデンの中国学者カールグレン(高本汉)の伝記を読んで考えたことをまとめたもの。方言学の授業を思い出しました。
罗伯特・凡德・休斯特在中国摁下的快门
Robert van der Hilstが中国の各家庭に赴き、撮影した写真を受けて、余華が一般の家庭にこそ客を歓待する、という中国の伝統が残っていると記した文章。
我们的安魂曲
アメリカで英語を用いて創作する小説家・哈金が南京大虐殺をテーマに執筆した『南京安魂曲』に関して。
一個作家的力量
哈金の執筆した『等待』に関して。
失亿的个人性和社会性
スウェーデンの小説家シェル・エスプマルクの小説『失亿』に関して。中国の現状にも通じる部分があると指摘。
茨威格是小一号的陀思妥耶夫斯基
ツヴァイクはドストエフスキーを読むための段階となった、というはなし。
大仲马的両部巨著
大デュマの作品こそ、文学を読み始める時、そして文学を読み終える時にふさわしいと指摘。
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