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中国文学映画関連 備忘録

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格非「時間を渡る鳥たち」

「時間を渡る鳥たち」は格非の中編小説。『時間を渡る鳥たち』収録、関根謙翻訳。

原題は「褐色鸟群」とのこと。

主人公は格非という作家。「水辺」で蟄居する彼のもとに棋という女性があらわれたので、クリ色の靴を履き、後に妻となる女性とのエピソードを語る、というもの。最終的に、棋と再会しますが、棋は私のことを知りません。

格非らしい小説。語り、という方法が用いられています。時空が歪んでいるようであり、知っていたはずの人が知らない人になります。
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