『我们生活在巨大的差距里』収録エッセイ 余華の小説随筆 2015年10月02日 0 2009年9月28日、北京地下鉄4号線が開業、人民大学駅ができて便利になった、と余華のエッセイ「七天日记」に記されていて、北京の交通の歴史に興味を持ちました。10月1日、胡錦濤が国慶節に行った60周年軍事パレードのことも記されていますが、前回と今年のパレードを比較して、どう国外と国内の状況が変化したかを考えても面白そう。また、「録像帯电影」では、89年に、朱偉の家で蘇童と初めて対面した事に言及していて面白かったです。 その他「一个记忆回来了」(血と暴力に溢れる小説を書かなくなった理由)、「我们生活在巨大的差距里」(中国の急激な変化と巨大な格差に関して)、「一个国家,両个世界」(家族と個人の価値が大きく変化して様変わりした中国に関して)、「哀悼日」(地震の記憶に関して)、「奥运会与比尓• 盖茨之杠杆」(中国を驚かせたあるデマに関するはなし)、「最安静的夏天」(北京オリンピック時の厳重警戒がもたらした北京の静けさに関して)、「七天日记」(2009年9月26日から10月2日までの日記)、「録像帯电影」(魯迅文学院にいた頃数多くの映画を見たというはなし)。(『我们生活在巨大的差距里』収録) 『血を売る男』余華著 ; 飯塚容訳、『我们生活在巨大的差距里』余华著、『看见』柴静著、『丁玲自伝』丁玲著/田畑佐和子訳は今年中に読み終えたい・・・ PR