『「作家」茅盾論』「第3章 茅盾小説における運命認識――『動揺』論補遺」 中国関連の本(日) 2018年02月04日 0 「第3章 茅盾小説における運命認識――『動揺』論補遺」では、茅盾が北欧神話の運命論に影響されたのではないかという分析がなされています。 中国では作品への直接的影響があると研究もあるようですが、著者は、あくまで「作家精神」への影響だと分析します。具体的には未来や過去ではなく、現在に向き合うという姿勢が、北欧神話のヴェルダンディの支配に身を任せることだったと読み解きます。 PR