格非「時間を渡る鳥たち」 中国関連の本(日) 2018年02月23日 0 「時間を渡る鳥たち」は格非の中編小説。『時間を渡る鳥たち』収録、関根謙翻訳。 原題は「褐色鸟群」とのこと。 主人公は格非という作家。「水辺」で蟄居する彼のもとに棋という女性があらわれたので、クリ色の靴を履き、後に妻となる女性とのエピソードを語る、というもの。最終的に、棋と再会しますが、棋は私のことを知りません。 格非らしい小説。語り、という方法が用いられています。時空が歪んでいるようであり、知っていたはずの人が知らない人になります。 PR