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中国文学映画関連 備忘録

『「作家」茅盾論 』「第1章 『幻滅』論」

『「作家」茅盾論 』「第1章 『幻滅』論」は、茅盾のデビュー作である『幻滅』を論じたもの。

章静にとって二度の幻滅があり、それぞれの性質は異なる、と分析。

そして、ラストは一般的には幻滅だとまとめられるが、かすかな希望なようなものも垣間見えて単なる幻滅とはまとめられない、と指摘しています。そして、ある女性の成長物語としてみることも可能と読み解きます。

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