張新穎《沈从文与二十世纪中国》 中国関連の本(中) 2017年07月30日 0 張新穎《沈从文与二十世纪中国》は、復旦大学教授・張新穎の沈従文に関する講義をまとめたもの。文体は、極めて平易です。 沈从文与二十世纪中国——从“关系”中理解“我”、文学、思想和文化实践 沈従文の文学に対する分析。張新穎が強調するのは名もなき人への目線、などです。 “联接历史沟通人我”而长久活在历史中——门外谈沈从文的杂文物研究 沈従文の文学者としての前半生と、文物研究者としての後半生は深い部分でつながっている、という分析です。たとえば、民間への注目、人の素朴な心への注目、名もなき人々が織り成しているのが歴史であるという認識などなど。 中国当代文学中沈从文传统的回响——《活着》《秦腔》《天香》和这个传统的不同部分的对话 沈従文の文学の特徴が、余華《活着》、贾平凹《秦腔》、王安憶《天香》と通じている、というような分析。 “剪辑”成诗:沈从文的这些时刻 沈従文の詩らしき創作に関して PR